ネガティブな転職理由はNG

 
これまで多くの方の転職のお手伝いをしてきて改めて思うのが「ネガティブな転職はうまくいかない」ということ。

上司が嫌いだから、とか、会社のやり方が気に食わないとか、ネガティブな問題を解決するために転職した方は、不思議と次の会社でもまた同じような問題に直面して短い期間で転職をしてしまうケースが多いようです。もしかすると新しい職場でも無意識のうちに問題を探してしまっているのかもしれません。

逆に良い転職をされている方に共通しているのは、何かしらの目標を達成するために転職をしている方。5年後、10年後にこういう立場でこんな仕事をしていたい、そのためにはこんな会社でこういった経験を得ておく必要がある、というような目的がはっきりしている人は、その経験を得るために転職をしたのだ、という意識がしっかりとあるので、些末な問題は気にならないのだと思います。

転職に失敗はつきものではありますが、むやみに何度も転職をするのは、やはり良い事ではありません。大事なのは自分のキャリアに対してビジョンを持って、そのビジョンを達成するために必要な転職を的確にすること。今転職を考えている方、是非、もう一度転職の意義を自分自身に問い直してみてください。